不同沈下修正/地盤改良に優れた効果を発揮する画期的な杭工法

東日本大震災以降、沈下修正が激増し、急ピッチで復興が進んでいます。
その反面、適切でない工法や業者を採用したことによってトラブルとなるケースも多く見られ、数年後さらに顕在化するのではないかと問題視されています。

沈下修正工法は下記のように数種類の工法に分類できますので、工法選びで失敗しないためにも、まずは各工法のメリット&デメリットを理解し、ご自分にあった工法と信頼できる業者を選択することが重要です。

  長   所 短   所
土台上げ工法 築年数が古い住宅に適している 地盤沈下が収束していないと再沈下のリスクが大
耐圧盤工法 低価格 地盤沈下が収束していないと再沈下のリスクが大
杭工法 アンダーピニング 建物自重を利用
ある程度支持地盤で支えることができる
支持地盤が深いほどコスト高
掘削土量が多いので住宅密集地での施工に難あり
サイドピニング
(ヘリカルピア工法)
機械による施工
確実に支持地盤で支えることができる
支持地盤が深いほどコスト高
ベタ基礎の場合、建物直下に杭を施工できない
注入工法 硬質ウレタン系
(ウレテック工法)
比較的コストが低い
簡単かつスピーディ
単独工法では再沈下のリスクあり
グラウト系 地盤改良もできる 精度に予測不可能な点がある

 

上記の工法はいずれも「傾きを修正する」という点では同じです。 傾きを直すだけなら安くて工期が短い工法を選択するというのも一つの方法です。 予算が限られている、または、支持地盤がないなど施工条件に制約が多い場合はどは、土台上げ工法や耐圧盤 工法が現状ではベストな工法選択だと思います。

軟弱地盤で土台上げ工法や耐圧盤工法を採用した場合、数年で再沈下してしまう場合があるので注意が必要です。
さらに、再沈下後の再修正はより困難な工事となり、将来的な不安は解消されません。 数ある沈下修正工法の中から最適な工法を選択するには、「傾きを直す」以外の付加価値と、工事に伴うリス クを検討することも必要不可欠です。

建物自重を利用して銅管を圧入するアンダーピニング工法は一般的に普及しており、ある程度信頼できる工法です。しかし、アンダーピニング工法を戸建て住宅のような軽量構造物に採用した場合、杭が支持地盤に到達する前 に、杭に働く摩擦力で家が持ち上がってしまうことがあり、再沈下のリスクを完全に解消できません。
また、建物直下にトンネルを掘るため大量に掘削士が発生するので、住宅密集地では残土置場の問題や隣地への 影響を考えると最適な選択とはいえない場合もあります。
どちらかというと、重量構造物に適している工法です。

ヘリカルピア工法は杭工法の中でもサイドピニングという工法に分類されます。
アンダーピニング工法と異なる点は、杭の貫入方法です。
ヘリカルピア工法は機械による回転貫入方式です。アンダーピニング工法のように建物自重を利用しないため、安全率(建物荷重の3倍以上の支持力)を考慮した杭を施工することができます。
ですので、再沈下リスクが最も低い工法なのです。

ヘリカルピアには再調整できる機能がありますので、地震等により万が一再沈下した場合でも、比較的容易に再修正することが可能です。

また、アンダーピニング工法のようにトンネルを掘らないので掘削土量が少なく、施工にはポータブル貫入機を使用するので狭小地で施工も問題ありません。

また、杭の撤去も容易なので、土地の資産価値を下げることもありません。

ベタ基礎構造物の場合、サイドピニング工法では建物直下に杭を施工することができません。
しかし、建物外周部の修正をヘリカルピア工法、建物直下は硬質ウレタン樹脂を注入して沈下を修正するウレテック工法、この二つを組み合わせることによって、互いの工法のメリットを活かし、デメリットを解消することができます。

確実に沈下を抑制し、万が一の再沈下にも対応し、コストも低く、工期も短い優れた工法なのです。
ゆえに、設計事務所様や公共事業、瑕疵担保補償案件で数多く採用されています。

●軟弱地盤ではあるが、地下10m以内にN値15以上の支持地盤がある
●ある程度の予算がある(全体修正の場合:平均400万円前後)
●確実に沈下を抑え、将来安心して暮らしたいと考えている。
●地震等による万が一の再沈下にも備えたい。

住宅とは生活の基盤であり、財産であり、将来の希望です。
大切な我家が傾いてしまうことは多大な損失であるばかりでなく、将来に対して大きな不安を抱え込むことになります。

しかし、家族が安心して暮らせる環境を築き上げるためにも、この問題に立ち向かい解決しなければなりません。
そのためには、各工法の付加価値やリスクを吟味し、ご自分にあった工法を選択することが不可欠です。

どの工法にも一長一短があり、ヘリカルピア工法とて万能工法ではありません。
しかし、私たちにしかできないこともあります。
それは、最も価値あるもの「安心」をご提供することです。

私たちの技術が皆様のお役に立つことで、皆様の明るい笑顔を拝見できるよう、私たちはお施主様と思いを同じくし、自分の家を直すつもりで日々工事に取り組んでいます。